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![Jun Gray Records 第2弾コンピレーションアルバム [And Your Birds Can Sing II] リリースインタビュー](./images/ttl-interview.png)
--UNLIMITSって、いろんなカラーの曲があるバンドじゃないですか。Junさんから何かリクエストみたいなことはしたんですか?
Jun Gray ヤツら、フルアルバムに向けて曲作りもしてるから、バンドの中には何曲か候補があったのかもしれないですけど、特にオレから指定はしてないですね。で、「この曲でどうですか?」って聴かされて、曲調だけでいうといわゆるUNLIMITS節っぽいところがありつつ、繰り返しになるけど、歌詞がまた違った今までと違った部分があって。郡ちゃん(郡島:Dr./Vo.)の歌詞なんですけど、大人の女じゃないと書けないよっていう。
--これまでの郡島さんの歌詞って、ファンタジー的なイメージが強かったかもしれません。
Jun Gray たしかにそうですね。でも、今回の歌詞もいいし、これから先もオレはこういうアプローチが増えていっていいんじゃないかとも感じてて。
--年輪を重ねた分の想いをこめた歌詞があっていいだろうという。しかしながら、収録曲に関して、淡い投げかけぐらいはしてるのかと思ってました。
Jun Gray あったとすれば、Dizzy Sunfistに「いつも曲が短くて勿体ないから、5分を越えるバラードでもいよ」ってことぐらいは言ったかな(笑)。あと、Dizzy SunfistとUNLIMITSとSpecialThanksの3バンドとも2ビート押しになるのはどうかなって考えたから、misaki(SpecialThanks:Vo./G.)に探りは入れたりして。そうしたら、「そうじゃないのを考えてます」って言ってたから「全然そのまま進めて」っていう。でも、それぐらいでしたね。
--また、Xero Fictionですが、このコンピで初めて聴く人も多いかもしれません。
Jun Gray 3年前ぐらいかな、Ken Bandで名古屋へ行ったとき、NOT REBOUNDの片桐(Vo./Ba.)がGASOLINEっていうバンドもやってるコウイチロウ(G.)を連れてきたんです。で、いつもそうなんだけど、そのときもコウイチロウは酔っ払ってて。正直、「なんだ、この輩は!?」ってぐらい第一印象は良くなかった(笑)。その後、違うバンドもやってるから音源を聴いて欲しいって言われて、感想をメールで何回かやり取りしたんです。ちょうどレーベルを始めたぐらいのときだったかな。しかも、コウイチロウはメールや電話だとキチッとした対応ができるんですよ(笑)。
--酔っ払った状態ではないと(笑)。
Jun Gray そうそう(笑)。だんだんと「かわいいヤツだな」って思うようにもなり、音自体もいい感じだったし、ずっと頭の片隅にはいる存在だったんです。で、今回のコンピのメンツを考えたとき、「そういや、アイツのバンドがあったな」って思い出して。ヤツら、音はポップなんだけど、ぶっちゃけハードコアパンクのシーンでやってるから、オレのところでやってみたい気持ちがあるかわからなかったけど、連絡をしてみたら「すげえやりたいです!」って言ってくれたんですよね。
--繋がりから考えればJunさんらしいと思ったんですが、意外なセレクトでした。
Jun Gray アイツらも、特にコウイチロウがパンクスだったりするけど、オレはオレでもともとハードコア畑の人間だっていうのも知っててくれて。そういうのもあり、オレとだったら安心してやれるっていうのもあったみたいですね。
--コンピとしても、面白い違和感となっていて、いいフックだと感じました。
Jun Gray 80年前後ぐらいの初期パンクからニューウェーブのところが好きみたいで、そういうテイストも入ってるから、オレが聴くと懐かしさもあるんだけど、若いヤツらなんかはそれを新鮮だと感じるのかなって。
--実際、こういったニューウェーブ感があるガールズヴォーカルっていないですから、そうだと思いますよ。
Jun Gray だとしたら、面白いですよね。コイツらも、言っちゃ悪いけど、もともとの繋がりのあるハードコアなバンドとばかり対バンしてて。オレとしては、もうちょっと違うところに引っ張ってあげたい気持ちがあるんです。もっと食いつく人が他のシーンにもいるだろうし。あとは、あんまり酔っ払い過ぎるなよっていう(笑)。
--お酒だけには気をつけて欲しいですね(笑)。
Jun Gray せっかくの出会いをふいにする可能性もあるから、そのへんはオレが教育します(笑)。
Interview By ヤコウリュウジ
Vol.02 へ続く