Up Date ; 2015/01/15
Jun Gray Records第二弾アーティストSCOTLAND GIRLの2nd フルアルバムのリリースが決定!
その第一弾となったコンピ『And Your Birds Can Sing』にも収録されていたSCOTLAND GIRLが、UNLIMITSに続き2nd フルアルバムをリリースすることが決定! 発売日は3/4。アルバム発表と同時に、収録曲の中から「Always with love」最速先行試聴を開始!
SCOTLAND GIRL「As I am」
release: 2015.3.4 On Sale ,code: PZCJ-3
1.On a new note / 2.Change or Nothing / 3.Refrain / 4.Dream of you and me / 5.Always with love / 6.Faith 7.Selfish / 8.Eyes on Me / 9.Sunny day / 10.I’m greedy / 11.Within ourselves / 12.I’ll be seeing you / 13.Life is Beautiful
<作品概要>
Ken Yokoyama率いるKen BandのベーシストであるJun Grayが、自身の趣向を生かしたガールズヴォーカルのバンドを中心にリリースするために立ちあげたレーベル、Jun Gray Records。その第一弾となったコンピ『And Your Birds Can Sing』にも収録されていたSCOTLAND GIRLが、UNLIMITSに続きレーベルから単独作をリリースすることとなった。改めておさらいすると、SCOTLAND GIRLは2008年に結成された、GORI(Vo&G)、Shiori(Vo&B)、Ryo(Dr&Cho)から成る男女ツインヴォーカルの3ピースバンド。
これまでにアルバム1枚、ミニアルバム2枚、シングル1枚をリリースしており、このたびリリースされる『As I am』は2ndアルバムとなる。しっかりと歴史を刻んできた彼らが、今、Jun Gray Recordsからリリースを決めた理由は「自主制作の音源を作ってから、新たにレーベルを探していた時にJunさんから声をかけて頂きました。どこでもよかったわけではなく、Junさんが好きで信頼のおけるレーベルだと思ったからです」とのこと。今作の最大の特徴は、Jun Gray Recordsということを意識したからなのか、Shioriの優しい力強さで鼓膜を震わせる女性ヴォーカルが生かされた楽曲が多いところ。とは言え、ガールズヴォーカルのコンピと銘打った『And Your Birds Can Sing』に、歌いだしがGORIからである『Don’t be afraid』を収録してしまう、ちょっぴりトリッキーな彼らのこと。今作も一筋縄ではいかない。所謂メロコアバンドという枠を越えた、包容力のある仕上がりになっている。
そこには、この1、2年の活動が関わっているようだ。コンピの参加やレコ発ツアー、そして京都大作戦などといった夏フェスへの出演……これまでコツコツ積み上げてきた経験の真価が問われた大舞台が続いたのだ。そこで得たものが何だったか? という問いに対する答えが、今作からは聴こえてくる。胸がギュッと締め付けられる切ない曲、ほんわかと温かな気持ちになれる曲、たっくさんの仲間と笑顔で楽しみたい曲、などなど本当に幅広い曲が今作には収められているが、その全てから開けた印象を受けるのだ。きっと、今の彼らのモードを表しているのだろう。それらは、豊かなメロディや、オーディエンスを巻き込むコーラス、逞しい意志に溢れた歌詞にも繋がっている。《歌うことは生きること 愛すること/生きることは愛すること 歌うこと》(『faith』和訳)なんて真っ直ぐに歌うことが出来るバンドは、そうそういない。
メンバー曰く、過去の作品よりも【ニュアンス重視】を意識し、Jun Grayのアドバイスも反映させながら制作したのだそう。 Jun Gray Recordsという環境だからこそ、生み出せた作品であることは、間違いないだろう。 今作のラスト『Life is beautiful』は、唯一の日本語詞。穏やかな曲調の中で《あなたがただ生きている それだけでいいから》というシンプルなメッセージをじっくりと歌い、バンドの、そして聴いている全ての人の未来をしっかりと照らして幕を閉じる。彼らの新章はまだ、はじまったばかり。花束のように生きたキラメキを宿すSCOTLAND GIRLの可能性を、今作で存分に味わって欲しい! リリース後には全国を巡るレコ発ツアーも予定されている。何にも制約されることなく、その両翼を思うぞんぶん羽ばたかせて新境地からさらなる高みを目指すSCOTLAND GIRLに、ぜひ注目してほしい。