

-- Junさんが感じるUNLIMITSの魅力とは?
「やっぱメロディ。2ビートでメロディックパンクっぽいことをやっているんですけど、メロディが昭和歌謡みたいな。あいつらの売りなんだろうけど、そういうところが、俺みたいな昭和の人にはガツンと入ってくるっていう(笑)。どっか昔の『ザ・ベストテン』で聴いたようなメロディが、2ビートにのっかってる、みたいな。そういうところが魅力っていうか」
-- Junさんは歌謡的なメロディも好きなんですか?
「そうだね。そういうところを通ってきているし、KEN YOKOYAMAとかもそうなんですけど、英語詞でも、Kenが作るメロディは洋楽メロディックパンクっぽくないと思うんだよね。曲によっては、どっかでちょっとしたメロが昭和臭かったり。そういうのって、俺は面白いと思っていて。やっぱ、日本人がやってるんだから、それくらいの方がカッコいいっていうか」
-- 収録曲に関して、リクエストはしましたか?
「しました、アンリミに関しては。東京のバンドだし、最初から決まっていたんで、何回か話す機会があって、リクエストをして、彼らもそれに応えるような感じで作ってくれたんだけど、俺が言ったような楽曲と違ったものも作ってきたりして。俺はそれを聴いて、こっちもいいよね?どうしよっかなってなったり」
-- 何曲か候補があったんですね?
「アンリミはそうですね」

-- ちなみに、どんなリクエストをしたんですか?
「でも、そんな難しいことは言ってない。さっき言ったような、2ビートに歌謡曲チックなメロディがのってる、所謂アンリミらしい、昔っからお前らが得意としている感じが欲しいっていう。実際、そういう曲になったと思うんですけど。アンリミを初めて聴く人でも、アンリミはこういうバンドなんだよってわかりやすい方がいいかなって」
-- 続いてはtricot。これは、アンリミのメンバーから挙がってきたそうですね。
「そう。最近キてるから知っていたけど、名前くらいしか知らなくて。でも、UNLIMITSの大月に、一緒にやりたいバンドいる?って聞いたら、一番最初に出てきた名前がtricotで。それをKenに話したら、前に京都か大阪で対話集会っていうイベントに一人で出た時に、会場にtricotが来ていて、知り合っていたみたいで。京都のKEN YOKOYAMAのライヴにも遊びにきてくれていたんですよ。俺、すっかりそれを忘れちゃっていたんですけど、ああ、あのバンドか!って。そういうのもあって、やってくれたっていうか。俺が直接初めて話したのは、今年の夏の山口でフェスの時で。既にコンピは決まっていたから、ありがとうねっていう感じだったんですけど」
-- ピザ・オブ・デスっていうレーベルとして見ると、異色なバンドですよね。
「そうだね、一番異色かもしれないね。でも、コンピ作るってなった時に、あまりにもメロディックパンクみたいなバンドばっかり集まるのもなんだかなあって思っていたので、ちょうど良かった。こういうバンドがいてくれると、広がるなって。だから大月に感謝(笑)」
-- これぞレーベル内レーベルの強みですよね。Junさんのルーツの幅広さが表れて、Junさんがオーナーだからこそこうなるんだ、って感じられるというか。
「そうそう。ガールズヴォーカルを中心にやっていくんですけど、ピザっぽいバンドじゃなきゃいけないとは思っていないんで。極端に言ったら、ミシェル・ブランチとかも好きなんで、ギター弾き語りでもめっちゃカッコいいと思ったらリリースしたいし」
